俺の心の3つの「ラーメン店」

様々なテーマの「俺の心に浮かんだ3つ」を挙げていきます。
今回は「ラーメン店」。振り返ってみれば意外と思い出がありました。

じゃんがららあめん

秋葉原のじゃんがららあめん。
小学生の頃に読んだ電撃スーパーファミコンに「秋葉原マップ」みたいな、オススメのゲーム屋さんとかが書いてある地図が載ってて。メッセサンオーとか、あとソフマップとかもあったかな。その中に、このじゃんがららあめんも入ってて。
当時の俺は、ラーメンと言ったら地元の「ザ・中華そば」みたいなのしか知らなかったから「なんだこの白いスープは!」と衝撃を受けて。いつか食ってやろうと思ってました。

その願いは多分割とあっさり叶ったんじゃないかな。別にそんなに遠くないし。
中学に入っていたとは思うけど、友達と秋葉原に行った帰りに寄ったんだったと思う。
まあ感動しましたよ。その頃には「福岡発祥の豚骨ラーメンなるものがある」という知識は仕入れていたので「これが福岡の味か」と思いながら食べました。後にじゃんがららめんは長崎発祥だと知るんですけど。

だから今でも一人で秋葉原に行くと、たまに食べます。
秋葉原の街並みもすっかり変わってしまったので、俺の中でアキバを感じる場所ってもうここくらいしかなくなってしまった。それもどうなのよって感じですけど。

わ蔵

歌舞伎町で、福岡発祥の豚骨ラーメンなるものを出すお店です。同じ友達と週に何度も飲みに行って、帰りは毎回ココだった。
友達は福岡出身だったんだけど、曰く「ここが一番地元の味に近い」と。でもよくよく聞いてみると地元ではあんまりラーメン食べなかったらしい。なんなんだ。

カウンターの中の冷蔵庫?には夜のお仕事の方々の名刺がびっしり貼ってあって、カウンターの外も大体いつも夜のお仕事終わりの方々がずらっと座られていて。そんな中で食べてましたね。
俺らは2人の時もあれば他に友達がいる時もあり。でもどんな時でも共通しているのが、俺はもう食べた時点で力尽きちゃってスープに前髪が沈んでしまうっていう。だからいつも前髪がバリカタになって帰ってました。

店員のおじさんともしゃべるようになったんだけど、俺と地元の最寄り駅が同じというミラクルもありましたね。
だからおじさんに「地元の、ザ・中華そばを出すラーメン屋知ってる?」みたいな質問をしたりして。まあ、返事が来る頃には力尽きて前髪がバリカタになってるんですけど。

珍来軒&珍来

地元で「ザ・中華そば」を出してくれるお店。
南守谷と書いてあるけれど、隣の戸頭駅との中間くらいの場所にあります。戸頭、知ってますか。茨城県取手市にある、堂島孝平が育った町です。
「え!葛飾ラプソディーを歌っているのに茨城育ち!?」と驚きの方もいるでしょうが、そうなんです。堂島孝平は茨城だし、THE BOOMの宮沢和史は山梨です。「え!島唄なのに山梨育ち!?」と驚きの方もいるでしょうが、そうなんです。全然ラーメンの話しないじゃん。

します。
中学生の頃、金曜日の塾帰りに行ったりしてました。というのも、この店は金曜日になるとラーメンを190円だか200円だかで提供してくれるという狂気のサービスをやってまして。だから毎週金曜日は近所のクソガキどもが大挙してくるのでした。
たぶん堂島孝平も食べてたんじゃないかな。わ蔵のおじさんは大人になってから越して来たって言ってたから食べてないかもしれない。その代わり近所にあるブービーズってレンタルビデオ屋でエロいビデオは借りてたと思う。あそこ普通に流出モノとか置いてたかんね!当時めちゃくちゃ話題になったビデオ、俺も見せてもらったもん!ラーメンの話をしろよ!しません!終わり!


今のは「珍来軒」の話なんですけど、それとは別に「珍来」っていうお店もあるんですよ。

今はライブハウスの柏パルーザがありますから、バンド好きな方なら「パルーザの近く」と言えば伝わるかもしれませんね。でもそんなに近くないので「パルーザの近く」では伝わらないかもしれませんね。ただの嘘ですから。

ここには、家族で行ってました。
同じ通りの今ディスクユニオンがある場所が、確かゲームとかも売っているお店だったんです。だから誕生日の日にはそこでゲームを買ってもらって、ついでに珍来寄ってみたいな。
その時の俺はプレゼントを買って持って、さぞおめでたい顔をしていたことでしょうね。まあでも、買ってもらうゲームがスーファミの餓狼伝説とかなので。帰ってまぁまぁガッカリするんですけど。

ちなみに同じ通りの今マルエツがある場所には伊勢角っていう別のスーパーがあって、3歳くらいの頃の俺はお会計前のグリコを勝手に開けちゃって怒られた思い出があります。だから今も「お会計前のグリコは勝手に開けない」というのは徹底しています。どんな理由があろうともです。これだけは守っていきたい。マジでラーメンの話しねぇじゃん。