日本の夏。RTAの夏。
楽しみにしていたRTAの祭典「RTA in Japan」が開催されました。
RTAとは、ゲームを最初からプレイして実時間でどれだけ早くクリアできるのかを競う遊び方です。
実時間で時間を競うことから、リアルタイムアタックと呼ばれており、RTAはReal Time Attackの頭文字を取った略称です。タイムアタックは海外ではSpeedrunという呼び方でも親しまれており、世界各国で楽しまれているゲームの遊び方です。
RTA in Japan公式ページより
今年も様々なタイトルでRTAが行われ、中でも『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(目隠し)』なんかは星野源さんがラジオで触れたりしてたらしいのでご存じの方もいるんじゃないかと思います。
俺も知ってるタイトル知らないタイトル色々と見てたのですが、中でもGeoGuessr(ジオゲッサー)のRTAがホント面白かったので、こうして書いておこうと思ったわけです。
まずジオゲッサーとはなんぞやという話。
これはグーグルストリートビューを使ったゲームで、始めると世界中のどこかにランダムで飛ばされる。で、Geo(地球)をGuessr(推理する)という名の通り、ストリートビューを歩きながら自分が今どの国にいるのかを推理する、というのが大体のルール。
その何が面白かったのか。
今回のRTAは「30カ国を連続で当てるタイムアタック」だったんだけど、走者さん(プレイヤー)が発する言葉の意味が分からない。同じ日本語のハズなのに。それが面白かった。
- 国当てにメチャクチャ使えるアイテム・ボラード
- ケニアのグーグルカーにはシュノーケルがついている
- .com等の極悪なドメイン
- 皆さんお馴染みのブラジルの電柱
- チリの電柱
- 太陽見ますか…メキシコかな
- 出ました!ケニアのシュノーケル
- ニュージーランドの電柱を見つけてしまいました
- セネガルは空に裂け目がある
こんなワードがバンバン出てくる。マジでサッパリ意味が分からない。
ただ、サッパリ意味が分からないからこそ、脳の新しい領域が拡張されていくような感じでメチャクチャ面白かった。
展開の緩急も絶妙で、上質なコントを見ているような感覚でした。特に、ケニアのシュノーケルが散々出てきた後での終盤の展開は面白を超えて謎の感動があった。
もし興味が沸いたら見てみてほしいです。
他にも色々なゲームのRTAを見てたら、俺もRTAしたくなったな。
なんだろう、俺でもできそうなRTA…。
とりあえず、29日の曲を覚えるRTAだな…。
ライブよろしくお願いします…。