PC介護

私、魔女のキキ。こっちは今使ってるノートPC。

友人の昴くんから格安で譲ってもらったもので、これを使って日記を書いたり動画を編集したり買い物したりしている。
性能的にも最高ではないけれどお値段以上で、昴に感謝しつつ日々酷使している。

そんなわけで特に不満はないのだけれど、ひとつだけ問題が。
このPC、すぐに熱くなってしまうのだ。
特に動画を録画したり編集したりすると、たちまちのうちに爆熱ゴッドコンピュータと化してしまう。このまま作業を続けたらPCがヒートエンドしてしまうんじゃないかと心配になるほど。

どうしたものかと思って、放熱効果があるらしい板を裏面に貼ってみた。

なんだか小さい湿布をいっぱい貼った老人の背中のようになってしまった。
幼い頃「あの湿布には何の意味があるんだろう」と不思議だったけど、老人も溜まった熱を背中から出していたのかもしれない。

というわけで、これで熱もこもらず快適に…なんてことはなく、少しするとやっぱり熱くなってしまう。
ので、今度は「放熱ファン」というものをPCの下に履かせることにした。底面にある6つのファンが強力に熱を吸い込み排出してくれるそうだ。なんとも心強い。

なんだろう、介護用ベッドみたい。台の角度を調整できるあたりもそれっぽい。
底面のファンは、「ファ~~~」とそこそこの音を出しながら動いているけれど、強力に熱を吸い込んでいるのかは分からない。分かっているのは「相変わらずPCは熱い」ということだけだ。

そんなわけで湿布のような板と介護用ベッドのようなファンを装着したPCを使っているわけだけど、たまに湿布を貼ってベッドに横たわる昴の姿が浮かんできて辛い。
もちろん昴には何の非もないしむしろ感謝しかないんだけど、浮かんでしまうんだから仕方ない。何ならちょっとイラっとくる。
せめて現実の昴の健康を祈ってトントンにしておこう。なってるのか?