
時間や社会に囚われず、病院で空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが、入院患者に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである。
※これは入院当時の記録であり、記事投稿時点で本人は退院しています。
朝

- すごいボリュームのサラダだ。量が少なめな病院食だからこそ視覚的に気分を上げようとしてくれているんだろうか。ありがたいじゃないか。
- まさかのディズニーコラボ牛乳。「行きたくないディズニーはしんどい」なんて話を聞くけど、うっかり入院した先で出会うミッキー、なかなか悪くないかもしれない。
- ハムエッグの塩味は、病院の中でも外でも変わらない。慣れない病院で、昔からの知り合いに会ったような気分だ。この遠慮のない塩気が、今の俺には落ち着くんだよな。
- 最後にちょいシャリ食感のマンゴーをいただいて、ごちそうさまでした。今日もパンの割り方は下手くそだった(写真撮り忘れた)。
昼

- 病院食特有のぬるぬるの野菜、なんとなく舌触りが得意ではなかったけれど「とろみちゃん」の仕業と知ってからは平気になった。病院食も人付き合いも、相手を知ることが大事なんだと思う。
- 枝豆と、ツナ…かと思ったら鶏肉だ。こういう地味にいい仕事するヤツは好きだ。うっかり米が進みそうになるけれど、メインディッシュまで我慢。
- 水餃子ではない、焼き目のない焼き餃子。「枝豆と食べたら翡翠餃子っぽくなるかも…?」と思って試してみたら、うん、正解。
- メインは炒め物。豚肉とじゃがいも…と思ったら、さつま揚げだ。すっかり口がじゃがいも受け入れ態勢を整えていたから一瞬脳が混乱する。でも、うまい。優しい味付けの春雨で箸休めしつつ、完食。ごちそうさまでした。
夜

- はま寿司で豪遊したため記録なし。
