家であった怖い話「スマートウォッチと睡眠時間」

どうも。相馬と申します。

これは私の話なんですけど。
私って男は、日ごろからどうにも睡眠が浅い。
よく寝たなーなんて思っても身体のだるさが残っていたり、単純に全然眠れなかったり。
自律神経が逝っちゃったかなー、まずいなー、なんて思いながら、だましだまし生きてきたんです。

でもさすがにそろそろまずいなーなんて思いまして。睡眠を計ることにしたんです。スマートウォッチで。
スマートウォッチ。あれは便利なものでしてね。歩数やら心拍数やら、なんでも計ってくれちゃう。
睡眠時間も計ってくれるんですけどね、深い眠りがどれくらいで浅い眠りがどれくらい、なんてことまで分かっちゃう。

で、これがある日の計測結果なんですけどね。
グラフの濃い青が深い睡眠時間を示してるんですけど

やっぱり睡眠が浅い。
全部で3時間55分のうち、濃い青、つまり深い睡眠が4分ですから。起きてても、寝てるんだか何なんだか夢うつつで。
この日に限ったわけじゃなく、こんな日がざらにあるわけです。

眠り浅いなー、どうしようかなー、なんて困り果ててしまったんですけどね。
逆にこう思ったんです。
「計るから意識しすぎるんじゃないか」「一度外してみるのもいいんじゃないか」って。
だからね、スマートウォッチをテーブルに置いて、寝てみたんです。

当然、睡眠は記録されるわけがない。
濃い青どころか、その日はグラフ自体が存在しないわけです。
そう思っていたんです。
なのに、スマートウォッチを覗いてみたら。
思わず「あっ」と声が出ましたね。

めっちゃ濃い。

どうやらテーブルがね、熟睡してたんですよ。

私は熟睡していないんですけどね…。

じゃ、次の方どうぞ…。