様々なテーマの「俺の心に浮かんだ3つ」を挙げていきます。
今回は「Wizardry#1」。1981年に生まれて以来たくさんのシリーズ作品が出ているウィザードリィは、第1作目(#1)の移植だけでも相当な数あります。
全部を遊んだワケではありませんが、今まで触れた中で特に気に入っているものを3つ。どれも中身はほぼ同じなんだけど、それでも違いが出るのが面白いところ。
『リルガミンサーガ』という、1作目から3作目までがセットになったソフトに収録されているバージョンです。
こちらはキーレスポンスが良く、動作がキビキビしているところがお気に入り。
基本的に迷宮をウロつくだけ…というとあんまりだけど、実際そういうゲームなので軽いに越したことはないんです。演出も最低限でいいんです。レアなアイテムが出たらコッチで勝手に盛り上がりますから。「余計なことをしない」という良さ。それがPS版かなと思います。とはいえ音楽は羽田健太郎さんの楽曲をオーケストラ演奏している豪華さなのも良し。育てたキャラでシームレスに#2、#3と遊べるのも大メリット。
あと、迷宮の空気感が他機種版よりカラッとしてる感じなのも好み。これは完全に感覚の話だから「は?」って人もいるかもだけど。
地味~に出ていたワンダースワン版。
レスポンスが良いのは勿論なんだけど、何よりあの小さい本体で持ち運べるのが良い。それだけでお釣りが来るレベル。
WIZと言ったら末弥純のイラストに羽田健太郎の音楽だろ!っていう方は受け付けないかもしれないけど雰囲気は凄く良いし、遊びやすさという部分では一番なんじゃないかと今も思ってる。
また遊びたいんだけど、3万払ってお釣りが来るかどうかっていう爆絶プレミア価格だからおいそれと手は出せないのが難点。手放さなきゃよかった。
日本のウィザードリィ(特に#1~#3)にはざっくり2つの流れがありまして。PC版を元にしたものとFC版を元にしたもの。先に挙げた2つはPC版準拠ですが、このGBC版はFC版準拠のアレンジ移植となります。
PC版とFC版、細かい違いは色々ありますが、FC版準拠の方が日本人の口に合うというか、迷宮の中も実家のような安心感というか。GBC版もそういう感じです。
とは言ってもアレンジ移植だから迷宮の構造も変わっていたりとか、アイテムが追加されていたりとか、そういう細かい変化は色々あって、それもまた楽しいんです。久々に帰省した実家がリフォームしてたような新鮮さというか。
あとなんだかんだイラスト・末弥純×音楽・羽田健太郎のタッグは最高ですね。BLみたいな書き方になっちゃったけど。
WS版以上にプレミアがついてるみたいだけど、これに関しては手放してない!よかった。
今年になってまた出たらしいじゃん。SwitchやらSteamやらで。しかも結構評価も高いっぽいじゃん。気になる。
Steam版は顔グラフィックも設定できるみたいだから、友達の顔とかにして遊んでみたい。兎に首を刎ねられたり蘇生に失敗して灰になったり忍者で全裸になったりする「WIZあるある」も、より楽しめる気がする。