いつものようにYouTubeを観ていたら、心の中のARMSが語り掛けてきました。


というわけで、気になってたアニメを観ました。その話。

天動説が支配する世界の中で、地動説という異端の発想がどう生まれ、どう浸透していったのか⋯。
そんな歴史を紐解いていくお勉強アニメなのかなと思いきや、普通にめちゃくちゃ物語が面白いアニメだった。良い意味で予想を裏切られました。
メインビジュアルはよく目にしていたから「真ん中の彼が主人公なんだろうな」くらいの想像はしてたけど、そこに関しても「そう来るか〜〜〜〜〜!!」っていう。
まだやっと4話くらいなんだけど、これからどうやって展開していくのか。楽しみ。
しかし、こんな気持よく予想を裏切ってくれるもんだね。観る前は「まんがはじめて物語」みたいな感じだと思ってたもん。予想下手過ぎか。

タイトル通り、戦隊レッドが異世界で冒険者になる話。
だから「異世界に現実のスキルを持ちこんで無双する系」だと思ってたけど、違った。というか、俺自身長いこと特撮というものを勘違いしていたことに気付かされた。
今までなんとなく「戦隊=現実」として捉えてたけど、考えてみりゃ戦隊モノってバリバリ異世界なんだな。現実というには不自然が過ぎる。でもそこを疑ったことがなかった。
作中で異世界の人が「なんで道具がしゃべってるの?」とか「敵を倒すと爆発するの何?」みたいな戦隊あるあるツッコミをするんだけど、それを見て「確かに…」って生まれて初めて思った。
というわけで「戦隊(異世界)×ファンタジー(異世界)」な世界観が楽しくて観てます。このままベタなファンタジーモノとして展開してもいいし、世界設定を逆手に取ったメタなどんでん返しがあってもいいし。どっちに転んでも面白そう。

あの!!『怪奇警察サイポリス』の上山道郎先生の作品が!!アニメ化ですよ。
90年代コロコロキッズ的にはそれだけでも胸が熱くなるけど、更に「最新の面白いもの」を出してくるっていうのが。漫画家さん的には当たり前なのかもしれないけど、凄すぎる。
当時のコロコロ作家でいえばギエピーの穴久保幸作先生も『サウナウォーズ』で今一番解き放たれてる感じするし、こしたてつひろ先生も『ドッジ弾子』でバズらせにくるし、漫画家さんの感性ってずーっとアップデートされてるんだな…。
で、この作品は「普通のおじさんがギャルゲー世界のライバルキャラに転生する」って話です。観てたらアンジェリークがやりたくなりました。俺の感性、きっと誰よりアップデートできてない。
やっぱりアニメは楽しいね。『メダリスト』もこれから観ようと思います。
でもサブスクでぶっ続けで観てるとやっぱりそれなりに脳みそを使うので、ここで一旦CMです。