2006年ゲームおさめ

ワンマンの時にいただいたものです。
何とテレビにつなぐだけで21個ものゲームが遊べてしまうスグレモノ。しかも煩わしいACアダプターも不要!何故なら電池でしか動かないから!

収録されたゲームも

  • DESERT STORM
  • HITTING MICES

を筆頭に、日本でも全くお馴染んでないそうそうたる顔ぶれ!背面にプリントされた「MADE IN CHINA」に疑う余地を与えないハイクォリティゲームマシン。しかも今気づいたけどレバーとボタンの位置が左右逆だからやりづらい。すごく。

そんな夢の次世代マシンで今年のゲームおさめをしたいと思います。

DESERT STORM

兵士になって横スクロールの面を進んでゆく、いわゆる魂斗羅タイプのゲーム。むしろ魂斗羅そのもの。効果音なんかもそのまんま。ただしBGMが妙に怖いです。タイトル画面で表示される2PLAYERSは当然選択できません。
俺は1面もクリアできませんでした。有野課長ならあるいは。

HITTING MICES

そもそも「ゴリラになってネズミが穴に入るのを阻止する」というコンセプトが謎。プレイ中も「ネズミに投げつけるあのおしぼり状の物体は何?」や「取るとスピードアップするあの雷マークは何?」と、次々と疑問が沸いてゲームに集中できない。ゴリラ好きなら。

HIGHWAY RACING I

1作目にしてシリーズ化を予感させるタイトルセンスには脱帽。
中身はロードファイターそのまんまだが、ギアチェンジできない、明らかに敵っぽいタンクローリーを取ると燃料アップ、そもそも「FUEL」の表記が間違っている等、様々な仕掛けでプレイヤーを飽きさせないのはさすが。最近のリアル志向のゲームに飽き飽きな人にオススメ。

XMAS GIFT

サンタさんが降らせる様々なものの中からプレゼントだけを上手く取るというコンセプトはハットリくんのボーナスステージに通じるものがあるけれど、わざわざ1本のゲームにするほどのことかは謎。そもそもなんでこのサンタさんは要らないもの(しかもナットばかり)を降らせるの?
こんなおじさんがクリスマスに来たら俺は泣く。

EDACITY SNAKES

次第に伸びていく自分の体に触れないように餌を取っていく古典的なゲーム。この時代にあえて安易にリメイクをしなかった制作者にはさすがの一言。
内容は古典的でもコントローラーのせいで難易度は激高なので、腕に覚えのある人も油断は禁物。

TABLE TENNIS

昔のゲームセンターにあった卓球ゲーム。同じような内容で最近発売されたバウンディッシュとは違い、少しもオシャレな感じを出さないところは賛否両論か。
6点取ったら突然タイトル画面に戻されるが、それは仕様とのことなので熟練者は注意が必要かも。

FISH WAR

ひたすら自分より小さい魚を食べて少しずつ成長していくシステムには、なんだか人生の悲哀のようなものを感じる。
少しずつ大きくなるという部分に塊魂的な要素を期待するとがっかりすること間違いなし。カタルシスは皆無なので注意が必要。さかなクンなら。

SHOOTING BALOONS

「アレンジ次第でスーパーパンがこんなに味気なくなるとは!」と、目からウロコの作品。クリアは無く、ゲームオーバーまでひたすら風船を撃ち続けるだけのストイックなルールには恐れ入る。
出てくるアイテムがさっきのゴリラのゲームと同じなのはご愛嬌。風船好きの人はどうぞ。

ROBOT

ギャラガタイプのシューティングゲーム。ゲーム中に流れる奇抜なメロディーは1度聞いたらクセになるかも。
ステージクリアの条件はよくわからないけれど基本的に隅の方にいればなんとかなる親切設計。
デートの際、シューティングが苦手な彼女と一緒にプレイしても安心な1本。1人用だけど。

HURRY

まずビックリしたのはキャラクターが可愛くないこと!ある意味潔い態度に好感が持てるがダメな人はダメかも。
中身は意外と正統派なパズルゲーム。説明書がない分ルールの理解には苦労するけれどそこは気合いで乗り切るべし。脳トレの一環にいかが。

FIVE DAYS

一見して「戦場の狼」風の縦スクロールアクションを想像しがちだが、自分は持ち場から1歩も動けないので注意。
自分は5方向に銃を撃てるが、敵はそれどころじゃない勢いで攻めてくるので熟練者向きかも。
複雑化するFPSに飽きてきた人にオススメ。

DIAMOND

アルカロイドを彷彿とさせるタイトル画面に、まんまアルカロイドの中身。どこが違うの?と思ってプレイしてみてビックリ、1回ミスしたら即ゲームオーバー。
やっとの思いでクリアしても即タイトル画面に戻されるので、プレイの際はちょっとした覚悟が必要。のぶ代なら。

PULVER

ふた昔前の戦車シューティングを現代風にアレンジしないまま作ったような作風に制作者の自信を感じる。
トップビューの戦場を駆け回り、建物を破壊しながらミサイルで敵を撃つ爽快感は時代を超えて健在。しかし敵も味方も全員カブトムシ。何故。

SEA MAN

タイトルから同名のゲームを連想しがちだが、全くの別物。
海の中でなんとなくキラキラしたものを集め、敵っぽい魚に当たってもなんてことなく、息が苦しくなったらなんとなく泡を吸って、気づいたらクリア。そんなゲーム。図らずも幻想的な音楽も好印象。リラクゼーション用に欲しい1本。

BOXING WRESTLE

最近ブームのボクシングを扱った作品。挙動は必ずしもリアルというわけではないけれど、熱烈なファンでないなら問題ないかなといった印象。そういえばこの前のお兄ちゃんの頭に乗っかってたモジャモジャ、一体何だったんだろうね。
やくみつるにもオススメの1本。

CUTE FISH

タイトルとは裏腹にキュートさのかけらも感じない画面からは、制作者の確信犯的な意図が伝わってくる。そもそもタイトル画面がないのでプレイヤーは覚悟すべし。
出てくるのもタツノオトシゴやらクラゲやら、キュートでなければフィッシュでもないものばかり。外道好きにはたまらない1本。

PLUSH DOG

タイトルに出てくる愛らしいワンちゃんをモグラ叩きの要領で叩きまくるゲーム。泣きながら穴に戻る犬を見てかわいそうと思うかどうかはあなた次第。
作品全体に流れる空気はマイルドなので、崖から救助された犬のニュースとかで涙を流せる人も安心してどうぞ。

CONVECTION

水晶のような自機を操り水晶のようなものを集めていくアクションパズル。うろついている敵にはみんな憎たらしい顔がついているのだが、逃げるしかできないので気が滅入る。
ワープゾーンを駆使しても操作性の悪さからミスを連発しないように注意。ハードの限界を感じる1本。

ORCHARD

オーソドックスなギャラガ風シューティングだと思ったら大間違い。おかしい方向を向いた主人公が大量発生する昆虫を狩る様はトラウマになること間違いなし。延々とループする無駄によくできたBGMが更に嫌な気持ちを増してくれる。
ムシキングブームに歯止めをかけたい人なら。

SHOTPUT

何故か原始人なこと以外ハイパーオリンピックの砲丸投げそのまんまの作品。
自分が3回投げた時点で終わりなので、画面上の「2P」「CPU」「WORLD RECORD」「QUALIFY」等はすべて無意味。あんなものは飾りと言い切れる人なら。

DISCUS

何故か原始人なこと以外ハイパーオリンピックの円盤投げそのまんまの作品。
自分が3回投げた時点で終わりなので、画面上の「2P」「CPU」「WORLD RECORD」「QUALIFY」等はすべて無意味。あんなものは飾りと言い切れる人なら。BGMつき。


クロスレビュー気分で楽しかった。くれた方ありがとうございました。
最後2つ、写真は微妙に違うけど文章が同じだ。同じゲームだったのかな。
今となっては分からないけど、それもまた良し。良いか?