便座クラッシュゴキジェットマン

この記事はラジオ#23「便座クラッシュゴキジェットマン」の台本と実際に喋った内容を足して割ってブログにしたものになります。

便座が割れました。

いつものように便座に座ったところ、
「バキッ!」という不穏な音とともに、尻元がグラつきまして。
気付いたらU字の便座が、欠けてJ字になっていました。

幸いカバーをつけていたので破片が水没するという最悪の事態は免れたのですが、尻元が不安定なことに変わりはないので体勢を安定させようとトイレットペーパーホルダーの方に手を伸ばしたんです。

すると、ペーパーホルダーに違和感を覚えたんです。
中に入っているトイレットペーパー。その芯から、髪の毛のようなものが出ているんです。
一瞬「抜け毛かな?」と思ったのですが、抜け毛にしては太い。それに、風もないのにそよいでいる。

触角だったんです。
何のかは口にするのもはばかられるのでLUNA SEAで例えますが、アルバム『STYLE』の2曲目です。
『STYLE』の2曲目の触角が、トイレットペーパーの芯から出てました。

Oh please help me GOD!

割れた便座によろめいて、トイレットペーパーに手を伸ばしたらG.が出てくる。
クソピタゴラスイッチです。トイレだけに。

クールな素振りもできぬまま脈拍はレッドを飛び越えていたけど、幸いG.は芯の中から出ていない状態だったので「動くなよ!絶対動くなよ!」と、そのままゴキジェットを求めて猛ダッシュですよ。

I need someone…

で、無事にゴキをジェットして。便座もすぐ注文して新しいのに交換したんだけどさ。
なんかもう、考えるよね。人生を。
この2年くらいさ、久しぶりにライブとかちょくちょくやったりして。俺ってやっぱりバンドマンをやめられないよなとか思ったりしてたのにさ。
この1日で「便座クラッシュゴキジェットマン」にジョブチェンジしちゃったよ。
っていう話。