「個人サイト」トレンド入りにあたり、個人サイト持ちが思うこと

ツイッターで「個人サイト」がトレンド入りしていた。
個人サイト。まだやってる人いるんだね。
俺だよ。ここがそうだよ。ようこそ個人サイトへ。どうも管理人です。

「個人サイト」がトレンド入りするまでの流れはこんな感じらしい。

ツイッター社がイーロン・マスクの会社に統合されて消滅していた→ツイッターもなくなるんじゃね?→どうする?→個人サイトじゃね?

そうはならんだろと思ったけど、そういうことらしい。

まあ、それはいいんだよ。そういうこともあるでしょうよ。
俺が関連ツイートを見て気になったところは、結構な人が「個人サイト」という単語の前に「懐かしの」みたいな枕詞をつけてることなんだよ。なんだ「懐かしの」って!
いや「懐かしの」ならまだいいよ。ちょいちょい「古の」があったからね。
「古の」って。古文の授業で習いましたか。『枕草子』はテキストサイトですか。『竹取物語』はフォントいじってあったんですか。

そんなことないでしょうよ。
だからそんなね、個人サイトが過去の遺物みたいな言い方よしてくださいよ。よしてくださいってば。なんでよさないんですか。え、「その通りだから」ですか。

そうなの…?

個人サイトって、過去の遺物なの?じゃあ俺は、廃墟と知らず花に水を遣る哀しいロボットってこと?そうなんだ。道理でなかなか咲かないと思ったわ。そもそも俺も冒頭で「まだやってる人いるんだね」とか言ってるしね。うすうす廃墟に気づいてた。

でもね、真面目な話をすると個人サイトもいいものですよ。ツイッターがバザーの露店なら、個人サイトは路面店みたいな感じ。どっちにも、それぞれの良さがありますから。
だからもし万が一、これを読んでくれている方の中でツイッターの今後を憂慮して個人サイトの立ち上げを考えている方がいたら、この言葉を贈りたいと思います。

どうせツイッターなくなんない。