はじめまして。永遠の存在です。
「何が?」と言われても「そうなってしまった」としか。『Slay the Spire』の話です。
実績をコンプリートするのは久しぶりかもしれない。じゃあゲームを極めたかと言われたら全然まだまだ道半ばって感じだけど。
こういう実績システムっていつ頃からあるんだろう。俺が知ったのはPS3の頃だった。
もっと昔だと、ソフトについてくるハガキに証拠写真を同封したら先着で認定証がもらえるとか、プレイをビデオに録ってファミ通に送るとやり込み認定してもらえるとか、そういう企画はあったよね。
実績システムがない頃にやり込んだゲームってあったかな…と思ったけど、多分ない。「広く浅く、そしてそんなに広くもなく」な俺が何かを極めるということはなかったと思う。
あ、でも『ファイナルファンタジータクティクス(FFT)』だけはコンプリートしたかもしれない。ゲーム内のアイテムを…とかじゃなくて、攻略本とかサントラとか、リアルに売っている周辺グッズを。
当時はグッズの数が少なかったからなんとかなったけど、今はグッズも物凄い量だからとてもじゃないけど無理なんだろうな。
もし今の時代にFFTが出たら、どんなグッズが出るだろう。不浄王キュクレインの形のブルーレットとかいいかもしれない。あとアルガス印の肉とか。パッケージに「神がかって美味いッ!!」とか書いてある。
すっぱいエルムドアにご用心!もいいかもしれない。コレとタイアップして。
「小数点以下の確率で超酸っぱいのが入ってる」って書いてあるんだけど実際に検証してみたら酸っぱいガムが1つも入ってない…っていう、攻略本に書いてあった嘘情報のオマージュをどうして2023年に話しているんだ俺は。
FFTの攻略本はウソがちょいちょい書いてあって、当時のキッズはみな踊らされたんだよ。もちろん俺も踊り狂ったよ。そして後にデマだと知って怒り狂ったよ。
でも不思議なもので、今振り返るとそういう時間もまた愛おしく思えてくるんだよね。
当時無駄だと思ったこういう時間こそ、心の中で「永遠の存在」として在り続けるのかもしれない。
全然上手いこと言ってねぇな。でもおしまい。