新しい趣味

シンガポールより来日中の妹から「護国寺って近い?」とライン。
話を聞くと、どうやら娘(俺には姪っ子)が御朱印をもらいたいらしい。

御朱印?10歳で?渋くない?しかも護国寺?
護国寺に失礼な言い方しちゃったけど、でもなかなかピンポイントで「そうだ、護国寺行こう」ってならなくない?

行ける距離ではあるけれど、行こうと思ったことがない。
でもきっと、彼女の中で護国寺に何かしらの縁を感じたんだろうな。
まだまだ小さいと思っていたけれど、会えない間にそんな明確な「意思」を持つほど成長していたんだな。

しかし、御朱印集めか。
あんまり考えたことなかったけど趣味として面白いかもしれない。
物凄く罰当たりな発想かもしれないけど、歴史ある位置情報ゲームだもんな。NFTっぽいし、自分だけのベスト御朱印アルバムみたいなのを作れると思うとワクワクするかも。

あー、御朱印集め。いいかもしれない。やってみようかな。
もし行くならどこがいいだろう?ちょっと探してみよう。

相馬神社

いきなりドンピシャなところあったじゃん!
明治12年に、相馬氏の始祖『師常(もろつね)』公を御祭神とし、中村城(馬陵城)本丸跡に創建されたそうな。
場所は…。

福島県相馬市中村北町

電車で4時間…ちょっと遠いな…。
とりあえず保留で。他の場所も探してみよう。

倶利迦羅不動寺

おいおいおい、呼んでるよ!倶利迦羅不動寺が俺を呼んでるって!
待ってろ!看板に「。」つけて倶利迦羅。不動寺にしてやるからよ!
嘘です。冗談です。倶利迦羅不動寺さんは西暦718年に起源を発するとても由緒正しきお寺だそうです。
場所は…。

石川県河北郡津幡町倶利伽羅

電車で5時間半…だいぶ遠いな…。


縁を感じてもなかなか行けない距離ばっかりだ。
もうちょっと近場で探してみたら、実家の近所にある茨城県利根町の相馬鎮守と、倶利伽羅不動明王像がある西東京市のお寺さんが見つかった。とりあえずそっちに行くのがいいのかな。神社仏閣に対して「とりあえず」って。ジェネリックみたいな言い方をするな。神様仏様スマン。

それにしても姪っ子はどうして護国寺だったんだろう。どんな縁が彼女の心を護国寺へと向かわせたのだろう。
検索して分かるものじゃないけれど、一応ググってみよう。

検索したら全ての謎があっさり解けてしまった。
ちいかわの単行本についてくる御朱印帳を持参した人のみが頂ける、有難い御朱印が護国寺にあるらしい。

なるほど。
となると、やることはひとつだな。

護国寺

近所の本屋さんに1冊だけ残っていたコミックをゲットして、有難い御朱印を頂いてきました。姪っ子に見せびらかしながら「こういうのは自分で行くことに意味があるんだぞ」と仏教社会の厳しさを教えてあげようと思います。
でもシンガポールから護国寺は東京から石川県どころじゃない距離になってしまうので、どうしても取りに行けない場合は…とりあえず2人で仏様に土下座してから考えます。
御朱印集め。新しい楽しみが増えました。