1度貼った曲ですが改めて。
作曲と編曲、及び過度な歌詞への口出しを担当しました。
きっかけは「歌詞を書いたので曲を付けてください」という依頼でした。
最初はもらった歌詞に曲を付けてハイおしまい、程度に考えていたのですが、作れば作るほど、時間をかければかけるほど、もらった歌詞に納得がいかなくなり「ここはこうしてくれ」「ここはこうするべきだ」と己の主張を超長文で押し付け続け、1か月くらいかけて書き直してもらいました。
曲についてはバンドの頃を思い出しながら作ったので、1番「っぽい」ような気がします。
アレンジや打ち込みの技術は全然…ということは承知の上で、それでもバンドの頃は使えなかった鍵盤とか、ラッパとか、鉄琴なんかの音も好きに入れられるし、当時は知識が追いつかなくて上手く形にできなかったコード進行とかも案外できるようになっていたりして、作曲・編曲をしていて楽しかったです。
ボーカルは初音ミクAppendさんにお願いしました(この曲はDTMマガジンについてきた体験版で作りましたが、その後ちゃんと製品版も買いました)。
投稿した翌日、妙に再生数が伸びていて何事かと思ったら「世界の新着動画」という場所で紹介され、しかも完走していたようで、それが理由だったようです。
共同制作者の中では、この「セカチャク」に対して賛否が色々あるようでしたが、何も知らない俺は単純に嬉しかったです。
そんなこんなで作った人たちの中でも思ったより再生数が伸びたこの曲でしたが、作詞の人が「せっかくだしカラオケに申請しましょうよ。じゃあ申請お願いします」的なことを言ってきたので、遠回しに「なめんなよ」と言ったところ関係がまるっきりこじれ、それっきりになってしまいましたとさ。めでたしめでたし。
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