読んでる。面白い。
文明崩壊後の日本を舞台にした架空戦記モノって言えばいいのか。
レビューとかいっぱい出てるし、もうとっくに読んどるわって人も多いだろうけど。
主人公が理屈バカなのがいい。
根っこには熱い復讐心を持ってるんだけど、それはそれとして基本なんでもかんでも理屈で行くスタイル。
ディベートとかしたら無敵なんだろうなって感じがする。
ディベートと言えば。
中学の頃、授業でディベートをする機会があった。
議題は『鉛筆VSシャーペン』。
当時そこそこの理屈バカを自負していた俺は、資料を漁り、話を組み立て、予想される質問への返答を用意し、シャーペン有利の空気を覆し鉛筆班の勝利に貢献した。
勝利の余韻に浸る中、先生が「次は布団VSベッドで行こう」と告げた。いつやるのかと聞いたら「今すぐ」だと。
布団班になった俺は、資料を漁ることも話を組み立てることもできず「みんなベッド使ってるし」みたいな空気でベッド派に敗けた。理論武装ができていない自称理屈バカの口から出てくるのは屁理屈ばっかりだった。
中学生のディベートなんてそんなもんかもしれないけれど、とても悔しかった。
思えば俺は、あの時味わった敗北感と、そこから来る復讐心で生きていると言っても過言。それは過言。楽しいと思えるものがいっぱいだから生きてる。
というわけで、楽しいと思えるマンガの感想文でした。ならちゃんと感想書けよ。