黒服限定GIG観てきた

ライブレポとかでは全くないです。
ジャンル的には妄言と愚痴です。

12月17日の黒服限定GIG。俺はRYUICHIの気持ちを想像しながら観ていた。
手術を伴う喉の病気をして、今までの声とは出し方なんかも変わってくる。でもボーカリストとして今までに積み上げてきたものは持っている。
そういう状態で、どんなライブをするんだろうって。

その答えは、ライブを観ているうちに自然と分かった気がした。
メンバー紹介の時にSUGIZOがRYUICHIに向かって「不死鳥」と言っていたけど、まさにその通りで。
「このライブは、ステージ上のRYUICHIが新しい喉で、新しい声を作り上げて、蘇っていくための儀式なんだ」と。少なくとも俺にはそう見えた。

RYUICHIはMCで「過去に未来があった」と言っていたけど、この黒服限定GIGも「これからのために、原点に立ち返る」という大きな意味を持っていたと思うし、感情移入しながら観ていたせいで「RYUICHIの気持ちを想像する人」だった俺も、いつの間にか「自分をRYUICHIだと思い込む危険人物」になってしまったよ。
どうも河村です。

そんなわけで本当に素晴らしいライブだったんだけど、残念だったこともあって。
後ろの人たちがずっとくっちゃべってたんだよね。俺たちLUNA SEAを差し置いて。

開演前はまだいいとして、MCの時も「お前のMCかよ」ってくらいしゃべってるの。俺のMCだよ。
話の内容からして明らかに業界人なんだけど、そんなの関係ないから。「あぁ 静けさを憎んだ」って言われても「じゃあうるさくても仕方ないですね」とはならないから。
段々イライラして朝青龍のツイッターみたいなテンションになりそうだったけど、俺はRYUICHIなので。心の中で「eins…zwei…drei…vier…」って秒読みしながら我慢したよ。

でもさ、気になるよね。どんな人たちがくっちゃべってたのか。このライブを聴かざる人の群れがどんな集団なのか。
予想では、ワンピースの天竜人。
あんなに堪え性がないのは天竜人に違いない。思い返せば語尾が「ぞえ」みたいだった気もする。
もし天竜人ならそれはそれでレアだから、顔だけでも拝んでおこう。
そう思って、規制退場のアナウンスを待ってるタイミングで振り向いてみたんだよ。

そしたらもういないの。
規制無視して勝手に帰ってた。
あいつもうあいつこいつもうこいつ!!!