mondの問答まとめ#7

質問箱サービス「mond」で答えたもののまとめです。
ありがたいことに沢山ご質問をいただくので、今週からちょっと小分けにしてみます。

まず「くりから」は、こんな意味です。Wikipediaより。

倶利伽羅（くりから倶梨迦羅とも表記）は、サンスクリット「kulihah」に由来する不動明王の化身とされる竜（竜王）の名。剣（倶利伽羅剣）に絡みついた黒い竜の姿で表される。倶利伽羅竜王。

この模様の刺青を「俱利伽羅紋々」なんて言うし、転じて刺青全体のことを「くりから」と呼ぶし、本来は厳つい意味を含むワードなんですが、ひらがな表記にすることで柔らかさとのギャップが生まれるし、「。」をつけることによって遊び心も感じさせられる。

といった感じの意味を後から付けました。

本当は、まだバンド名が決まらないままスタジオに入っていたある日、信号待ちをしている最中にふとひらめいた単語でした。

で、どうしてこの単語がひらめいたかですが。
某ゲームシリーズに「くりからの黒龍」や「えいこうくりからげり」なんて技があったので、それが頭の中にあったからですね。今明かされる真実。
だからひらめき方をミスればバンド名が「自爆」とか「メギドラオン」になっていたかもしれません。

ステージネームについて。
相馬は俺が育った茨城県北相馬郡守谷町（現在の茨城県守谷市）から取りました。『バガボンド』で新免武蔵が宮本武蔵を名乗るのと同じシステムです。
ジュン平については、当初はちゃんとしたステージネームをつけてたのにみんなが本名で呼ぶので「じゃあもういいよ！」でこうなりました。その辺のことはYouTubeで話すかも。まあでも結果オーライだったと思います。ジュンがカタカナなのは『ピューと吹く！ジャガー』のジャガージュン市と同じシステムです。

解散してずいぶん経つのに興味を持っていただけて嬉しい限りです。ありがとうございます。

質問でなくても全然OKです！

「アレについて話してくれ」とか「アレ歌ってくれ」とか「アレどう思う」とかそういうのも送っていただければYouTubeなり何なり、何らかの形でアンサーを出したいと思います。

すみません本題はハットについてでしたね。
今のところ予定はないけど考えておきます、ということでここはひとつ…。

先日「渾身のラブソングはKinki Kidsの『愛のかたまり』だ」と答えましたが、たまたま本当に偶然ライブでやりましたね！びっくりです。

茶番はさておき。そうですね…気持ちやコンディションというか、それよりもシチュエーションというか。そもそも渾身のラブソングってなんだろうって話になってくると思うんです。
「ジャンルとしてのラブソング」ではなく「俺の思う渾身のラブソング」ということであれば、それは聴いてもらいたい誰かがいてはじめて成立するものだと思うので…。「これが俺の渾身のラブソングだ！」って全然知らない歌を歌われても、聴く側も困っちゃうでしょうし。

逆に言えば、お互いの中で成立するなら逆ダイしたってヘドバンしたってラブソングになるんじゃないかと。屁理屈ですけど、そういうもんじゃないかと思っています。

カラオケ動画は、諸々問題なさそうならアップしたいなと思います。難しかったらスミマセン。

ないんですよね。

受けないより受けた方がいいとは思うんだけど、なんとなく「まぁ、いっか」でここまで来てしまいました。
中学生の頃は、福島英さんという方の本を読んで勉強やら練習をしていました。だいぶ近所迷惑だったと思います。

今も聴いていただけるなんてねえ。本当に有難いですね。
でも語ると野暮ったいなんて言ってたっけ。
ちょっと確認してきますね。

（確認中）

…確かに言ってますね。野暮ったすぎたのか忘れちゃったので、思い出しつつお答えします。

歌詞については実体験を投影したものではないのですが「恋愛なんて結局偽り合い・化かし合いなんじゃないの？でもね…」みたいなテーマから肉付けしていったと思います。

楽曲は、ひできさんが曲の全体像を持ってきて、俺がちょっとサビのメロディを作ったりって感じで作った。気がします。ウチとしてはなかなか珍しい方法だったんじゃないかなと思います。

歌い方は…色んなテクニックを使えるほど上手くもないので割と普通に歌ったんじゃないかな。
ただ、エンジニアさんのアドバイスでサビの「夜に溺れるより早く～」の所は「ぃ夜に～」と、ちょっとクレイジーケンバンドの横山剣さん気分で歌いました。エンジニアさんも「いーーーね！」って言ってました。「いーーーね！」は完全に嘘ですが「ぃ夜に～」は本当です。

それ以外も色々あって、録り終わった後にエンジニアさんが「ビジュアル系なめてたわ」って言ってくれた時は嬉しかったです。

余談になりますが『LOVER MASK』は割と後年になって好きだと言ってもらえることが多くて、それはそれで凄く嬉しいです。