1期を観終えたテンションで、2期も3期も観ちゃったよ。ワールドトリガー。
そりゃそうなるよ。73話観た後の12話と13話なんて、食玩のガムみたいなもんよ。
で、まず言いたい。
なんで12話と13話しかないんだよ！と。
すっかり物語にのめり込んだ状態だったから、トータルで体感5分くらいだったぞ。2期も3期も73話あれよ。
でもね、その分いいキャラがどんどん出てくる。しかも味方にばっかり。
これはワールドトリガーという作品の面白いところだと思うんだけど、敵の影が薄くて味方の組織にめちゃめちゃフィーチャーしてるんだよね。
もちろん敵もいいキャラしてるんだけど、見せ場はありつつ割とあっさり退場しちゃう。それよりも、アニメだとその後の組織内でのランキングバトルが話のメインで、一癖も二癖もある魅力的な仲間がどんどん出てくるっていう。
個人的な推しがいっぱいできたし何ならみんな好きだけど、まず迅さん。飄々とした戦略眼を持ってるキャラは大好物だからね。
あとは全体的に年長組が好きかも。イコさん荒船さん諏訪さん弓場さん。鈴鳴第一と柿崎隊は箱推しできる。
上層部だと鬼怒田さん、いいよね。最初はイヤな大人だと思ってたけど、かわいくて。
…などと、こういう群像劇では推しの男を見つけてワチャワチャするのが好きなんだけど、ワートリは女子もみんなかわいいのがすごい。
上手い言葉が見つからないけど、なんか、少年マンガっぽくないかわいさというか。作者さん、最初は女性の方かなと思った。
千佳ちゃんが頑張っている姿は、親戚のおじさんの気持ちで見ちゃう。たまに泣く。
あと1期の話だけど、アニメオリジナル編が良かった！
正しく「ジャンプマンガのアニオリってこうだよな！」と思える話で。
原作にあった心理戦や戦闘描写が急に大味になって、設定にも矛盾が出たりして。色んなキャラが出てくるんだけど、セリフも妙に薄いのよ。
知らずに観てたんだけど、すぐに「ペロッ…これはアニオリ！！」って名探偵じゃなくても気づく感じの。
やれアニメは原作から逸れるなだの、やれここのセリフ改変はいただけないだの、そんなことばかり話題になるこのご時世に、こういう突き抜けたオリジナル編を観られたのはすごく良かった。
はぁ～…面白すぎてトリオンをだいぶ消費してしまった。
コラボはとっくに終わってるけど、こんなに濃い作品を教えてくれてありがとうコトダマン。もうしばらくは濃い作品とコラボしなくていいよ。10段階の「2濃」くらいまでの作品でお願い。
「12濃」のやつじゃん。
観まーす…。
